No.72「涙の決意-2つの銀メダル-」

2023年のとにかく暑かった夏とともに、
わかくさクラブの熱い熱い夏も終わりました。

〜Bチームの夏〜
去年の低学年大会、3位決定戦で敗れた悔しさ。
目の前で相手チームにメダルが掛けられたあの時の悔しさ。
燃え尽きてしまったのか、その後の練習に身が入らない選手たちに監督やコーチから厳しい言葉が出ることもありました。
わかくさクラブ唯一の6年生と一緒に戦った全日本予選・春季大会を経て、やっと気持ちを高めていけた初夏。
朝日ルーキーカップ新人戦大会。
迎えた準決勝。
相手は昨年3位決定戦で敗れたチームでした。
「絶対にリベンジする」
打線がつながったリードの後、プレッシャーを背負いながら投げ抜いたピッチャーの62球。
胸が熱くなりました。
皆んなの歓喜の笑顔は忘れません。
決勝戦、相手チームと力の差は大きかったけれど、また挑戦させてもらえるよう前を向いて頑張ろう。
まだ先に立てるステージがある!
感動をありがとう。
準優勝、心からおめでとう!

〜Cチームの夏〜
Cチームを引っ張る4年生。他の代でよく見る小競り合いやワガママなどは一切見たことがない、協調性のある素直で明るい選手たち。熱い監督、コーチ陣とともに団結した良いチームになりました。
ついに始まったJ:COM低学年大会。
「絶対に優勝する」
全員が強い気持ちで繋がっていました。
1回戦より2回戦、2回戦より準決勝。
どんどん強くなっていく皆んなの小さな背中が逞しく見えました。
決勝戦。
両チームの先発ピッチャーの投げ合い、本当に素晴らしかった。低学年とは思えぬ投手戦でした。
そして均衡を破られた時も、下級生のエラーを持ち前の明るさで励ましてくれた4年生たち。
最終回に返した意地の1点。
このチームは絶対にもっともっと強くなる。
そう思わせてくれた決勝戦でした。
皆んなの涙が誇らしかった。
感動をありがとう。
準優勝、心からおめでとう!


選手たちの涙。
監督の涙、コーチの涙、母の涙。
それぞれの決意を胸に、次のステージへ。
たくさんの熱い応援ありがとうございました。

 

令和5年10月19日