数少ない大会の一つ。
ジャビットカップ日野支部予選。
見事、優勝することができました。
2ヶ月前は、まだチーム活動ができない状況でした。
祈りを込めて、数ヶ月ぶりに道具を出し、消毒をし、活動再開に備えていました。
1ヶ月前は、ジャビットカップ予選の大会開催がなんとか決定したときでした。
少しでも、どんな形でも、試合をやらせてあげてほしい。
チャレンジさせてあげてほしい。
そんな思いがどうにか届いたときでした。
それからは、毎週天候との闘いでした。
雨天中止なら昨年度の成績が優先されるというルール。
子どもたちの一年での成長は、計り知れないほど大きい。
今の力で闘わせてほしい。
ただただその思いでした。
スケジュール調整、水抜き、グラウンド設営、
大人も子供もチーム一丸となって試合を開催してきました。
決勝戦も同じでした。
あの天候で試合ができたこと自体が、奇跡だったかもしれません。
連盟と相手チームと自チーム保護者の皆様に心から感謝しています。
そして、その奇跡を自分たちの力でものにした選手たち。
優勝。
本当におめでとう。
勝っているのに、雨天コールドを望まず、
手を合わせて試合再開を祈っていた自チームの選手たち。
試合終了が決まった直後の相手チーム選手の本気の涙。
だからこそ、優勝が決まっても決して騒ぐことなく、
うかれることなく、試合会場を後にした自チームの選手たち。
激戦を勝ち抜いてきた結果の「優勝」は、とてつもなく素晴らしいことだけれど……
それよりも、試合中の、試合後の、そんなみんなの態度が、何より素晴らしかったと思う。
来週も、チャンピオン大会も、その先も……
またみんならしく、明るく元気に、強き者へ挑戦し続けよう。
令和2年7月29日