車で信号待ちをしていると、
公園で個人練習に励んでいる選手を見ました。
思わず車から名前を叫んでしまいました。
照れ笑いを浮かべつつ挨拶を返してくれて、
すぐにネットに向かってバットを振り続ける…。
素晴らしいスイングでした。
信号が青になり、車を進めると、別の場所では別の選手が親子で自主練習をしていました。
この冬で一気に上達し、これから最後の学童野球で大活躍が期待されていたあの選手。
もう一か月以上会えていません。
でも、この冬やってきたことはそう簡単に消えません。
きっと、益々成長しているはず。
わかくさノートが投函されてくることがあります。
子どもたちの「字」には、その日の思いが表れています。
書いてある内容は同じでも、気持ちがのっているときと、そうでないときがわかります。
一喜一憂しながら日々を生活している選手たち。
今のこの経験は、きっと君たちの人生の、大きな糧となります。
4月9日に、「あと4週間」と伝えたものの、まだ日常が戻るのには時間がかかりそうです。
子どもたち、特に小学生では、まだ自らの心身の健康状態やこの現状を分析し、打開していくことは困難です。
子どもをみくびってはいけないけれど、今は大人の支援が必要です。
そして、「大人」を家族単位で考えるのではなく、「地域」として考えたい。
今こそ我々にできることを少しずつ実行していくときです。
令和2年5月2日