4年生以下の大会、低学年大会が行われました。
多くの選手にとって、初めての公式戦。
緊張の中、必死にプレーし、追いつき、逆転。
最後まであきらめない野球で、見事、初戦に勝利することができました。
素晴らしい一戦でした。
さて、外から試合を見ていて、なんともうれしい場面がありました。
入部してまだ数か月のある女子選手が、
自分の打席で相手キャッチャーの面を拾って渡していたことです。
今や、わかくさクラブの56年生は、
誰もが当たり前のように行うことができる「相手キャッチャーの面を拾って渡す」という行動。
しかし、この行動は、そう簡単ではありません。
緊張もしています。
サインも見落とすわけにはいけません。
ランナーに指示も出します。
次のボールのことも考えます。
そんな中、絶妙なタイミングで面を拾って渡してあげるのです。
市内大会でも都大会でも、
キャッチャーの面を拾って渡すことのできるチームはそうありません。
これは、野球以上に、さりげなく誇りにしていることです。
それを初めての公式戦でさりげなくやってみせた低学年選手。
お見事でした。
午後の練習中、ボソッと独り言でこのことをつぶやいた僕に、
ある高学年選手がすかさず
「〇〇〇、面拾ってましたよね。僕も見ました。すごいですよね!」
と話してくれました。
嬉しそうに話してくれるこの高学年選手にも感動します。
6年生とも残り数ヶ月。
いいチームになってきました。
令和元年9月2日