No.15「悲願」

日野わかくさクラブ

悲願・・・辞書で調べると、「どうしても成しとげようと心の底から念じている大きな願い」と書かれています。

ついに、ジャビットカップ日野市大会で優勝することができました。

昨年の新人戦から、全ての大会でメダルを獲得するも、

「あと一歩」届かなかった、優勝。

 

「あと一歩」足りないのは何だったのか。
技術的なことよりも、気持ちの面であることは明白でした。
でもそれは、監督として数々の選手を見てきた経験からわかるもので、

当事者である選手たちには比較できない大変困難な課題だったと思います。

「こんなにがんばってるのに」
「真剣にやってるのに」
そんな不満もあったかもしれない。
それでも、みんなは歯を食いしばって、涙を流しながら、

でも仲間と笑い合いながら、爽やかに溌剌と日々練習に取り組みました。

 

そして、「あと一歩」を見事に達成しました。

 

試合終了後の、きっと過去2番目に?叱られ続けてきた現キャプテンの、はじめてのうれし涙。
このキャプテンにとっても、この優勝が、「悲願」であったことがわかりました。

「どうしても成しとげようと心の底から念じている大きな願い」

僕にとって、「優勝」という結果以上に、うれしい瞬間でした。

 

六年生5名とともに、まだこれから、ジャビットカップチャンピオン大会という舞台で一緒に闘えます。

選手、保護者、OB、現役コーチスタッフ、皆とともに、もう一段も二段も上の、もう一つの「悲願」に向けて歩んでいきます。

 

令和元年7月16日